受講生の映像がTOKYO MXでオンエアへ──番組制作ゼミが本格始動

MXテレビ映像学院は第5期(2025年4月生)のカリキュラムで、受講生の映像作品を番組でのオンエアにつなげる実践型ゼミ「番組企画VTR」を本格始動しました。参加者は取材交渉、構成台本、撮影・編集までを一貫して行い、番組の企画コーナー枠での放送を想定した3分間のVTRを制作します。

なぜ今「放送品質」が求められるのか

動画編集スキルを学べるスクールは増えていますが、ただ編集技術を学ぶだけでなく、伝わる映像づくりに欠かせない構成力まで身につけられる環境は限られています。

MXテレビ映像学院では、テレビ局を母体とする強みを生かし、技術習得に加えて「映像を社会に届ける視点」を重視した教育を行っています。

本ゼミは、映像を「発表して終わり」にせず、「世の中に届ける」までを見据えた実践型の学びの場として開設されました。

現場と同じプロセスで進めるゼミ形式

ゼミは少人数制で行われ、講師による添削だけでなく、受講生同士による意見交換も交えながら進行します。

企画書作成・取材依頼・構成台本作成・ペン取材・撮影・編集と、テレビ制作のフローをそのまま再現。構成の読み合わせや取材交渉のロールプレイなど、机上では得られない「現場ならではの緊張感」を味わうことができます。

毎期高い満足度を得ており、「制作を通じて、自分自身の視点が変わった」という声が多く寄せられています。

共通テーマは「知られざる東京」

ゼミ全体のテーマは「知られざる東京の魅力」。

男女共同育児の取り組み、シニア向け生涯教育、街おこしや特産品を支える企業・団体など、世の中の課題や希望に向き合う企画が並びます。

テーマ選びから取材交渉までを自分で行うことで、「なぜこの題材を伝えたいのか」という本人の意思が明確になり、説得力のある作品に仕上がります。

優秀作品はTOKYO MXでオンエア

制作したVTRは2026年1月下旬に完成予定です。

優秀作品は2026年3月ごろにTOKYO MXの番組内でオンエアされるほか、当学院の公式YouTubeでの公開を予定しています。

本カリキュラムは第2期から継続開催しており、今後も「放送につながる学びの場」として拡大を予定しています。

News 一覧へ